「美しき捕食者 サメ図鑑」
監修：田中彰
2016年初版発行
今回紹介するのは、魚類の中でもトップクラスの人気を誇るサメについての本です！
海での姿がわかるきれいな写真！
この図鑑の最大の特徴ともいえるのは、海でのサメの姿をとらえた美しい写真です。基本的に、見開き1ページにつき一種類のサメを紹介しており、左ページすべてを使って大きくサメの写真を載せています。一つ一つの写真がきれいに撮影されており、色や形がはっきりとわかります！やはり図鑑と言えば、その生物の姿がわかることが一番なので、この本はとてもおすすめできます。
基本情報もしっかり掲載
サメについての紹介スペースには、目名、科名、学名、分布など、基本情報もしっかりと掲載されています。サメの写真で華やかに飾られた表紙で、とても親しみやすい本である一方、きちんと細かい情報まで記載されています。さらに、大きさのスケールとして、数値だけでなく、人間と比較したときの絵も描かれているため、とてもイメージがしやすいです！
実は大切なポイント！歯の形がわかる‼
この図鑑の写真に並ぶもう一つとても良い点は、それぞれのサメの歯のスケッチが載っていることです。一口にサメと言っても、その食性によって歯の形は大きく異なります。当然のことながら、この図鑑には、それぞれのサメの主な食べ物も載っているため、それらの情報と実際の歯の形を比べることができます！これには新しい発見があるのではないでしょうか。
巻末の資料も充実
それぞれのサメの紹介のほかに、本の後ろの方にはサメの種類や系統、見分け方など細かな情報が掲載されています。サメの泳ぎ方や捕食時の行動パターンも解説されており、サメ独特の動きを理解できます！さらに、サメの長い進化の歴史も、絵と図から簡単に知ることができます。
今回紹介したこと以外にも、この本には様々な良さがあります。サメ好きの人はもちろん、生き物の写真が好きな人やまだあまりサメに詳しくない人でも、誰が読んでも楽しめる一冊です！
書店で見かけた際は、ぜひ手に取ってみてください‼
権利の都合上、表紙を載せることはできません。ページトップに図鑑名を載せているので、ぜひ検索してみてください。
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